夫(自分)の育休について考えてみる
男性の育休取得率は2パーセントといわれる昨今です。
◆男性の育休のハードル
男性の育休の取得の障壁となっているのは主に以下の要因と言われています。
- 職場に迷惑がかかる
- 評価が下がる
- 職場に男性の育児休業者がいないから
- 繁忙期だから
個人的に障壁だなと思っていたことは以下の要因です。
- 休みたい時期が会社の自分の関わるプロジェクトの中である程度重要な時期だから
→これは評価が下がるから、に近い感覚です。
- 双子で生活費が上がる中、収入が大幅に下がると思っていたから
逆に言えば、自分の場合はそれくらいしかハードルはなかったかもしれません。
◆自分の職場環境
社員数は3,000人以上で、そこそこ人がいる会社ですが、自分の周りは、まだまだ男性の育休取得者は多くはありません。
けれども嬉しいことに、昨年同期が育休を取得し先陣をきってくれました!!
その他にも多くはないですが、"あの上司は昔育休取ってたよー"など、2人ほど育休取っている人の話を人づてで耳にします。
◆現状のプラン申請状況
社内では、時短勤務の定時版の"残業をしない制度"があります。育児、介護などをサポートする目的で、残業は禁止され、定時ジャストで退社できる制度です。
生後3ヶ月の期間は、24時間寝る間も無い日々が続くと言われているので、1ヶ月の短期間だけ育休をとるよりも、コンスタントに定時で仕事を切り上げたいと考えました。
始めの1ヶ月は妻の実家でお世話になり、2ヶ月目は夏期休暇で月の営業日の半分は休みがあり、3、4ヶ月目に残業なし制度を適用する計画でした。
そこで、2ヶ月の期間で残業をしない制度を適用したいということを上司に相談していました。
◆育休制度に対する自分の誤解
収入が大幅に減る
育休期間中は、収入が67%まで減るので、今の基本給の手取りが3分の1カットされるようなイメージを持っていました。そして生活費がかなり苦しくなってしまうと考えていました。
これには、いろいろ考慮不足の誤解がありました。
- 社会保険料の負担がなくなる
- 残業代も給付金の算定式に考慮される
自分の場合、算定式の対象である直近6ヶ月は残業代がそこそこ発生しているので、
残業しない制度を使った場合の手取り(基本給のみの手取り)と、育休を使った場合の手取りは、数万円しか変わらないことがわかりました。
◆見直し後はどのプランを選択するか
自分の想定していた障壁のおさらいをすると、以下の2点でした。
- 休みたい時期が会社の自分のプロジェクトの中である程度重要な時期だから
- 双子で生活費が上がる中、収入が大幅に下がると思っていたから
収入減少については、誤解があったため障壁がほぼ解消されました。
会社のプロジェクトのある程度重要な時期という点に関しては、"超"重要な時期ではないことが救いで、早めに上司に相談すればどうにかなるのではないか、と考えています。
幸いにも、うちの会社は、別のプロジェクトや出張トレーニングなどで1ヶ月間誰かがすっぽり抜けることがよくあるので、わりとみんな耐性があります。
また、育休の希望期間は評価対象期間の序盤でもあるので、最悪、プロジェクトの後半に挽回できるのではと考えています。
◆そういえば記事を書いている途中に思い出したくるみんの存在
書いている途中で思い出したのですが、名刺にくるみんの絵が書いてあります。
くるみんの要件に、下記の男性の育児休暇取得率7%以上といったものがあります。
5.男性の育児休業等取得について、次の1又は2を満たすこと 1 計画期間において、男性労働者のうち、配偶者が出産した男性 労働者に対する育児休業等を取得した者の割合が7%以上である こと
ならば、逆にくるみんアピールしてる会社で育休を取らない方が、会社のためにならないのでは?むしろ育休取らないと損なのでは?と思うようになってきました。
また、自分が育休を取得することで、他の誰かが取りやすくなるのではといった効果もあると思います。
これから、育休1ヶ月、残業しない制度を1ヶ月で申請しなおしてみようと思います。
始めの1ヶ月は妻の実家でお世話になり、2ヶ月目は夏期休暇で月の営業日の半分は休み、3ヶ月目は育休、4ヶ月目に残業なし制度を適用といったプランです!
ではまた( ̄^ ̄)ゞ