*双子姉妹パパの子育てブログ*

2018年6月生まれの双子のパパの育児ブログです。出産前は出産準備、出産後は育児について、役に立ちそうな経験をシェアしていきます

カネカの男性育休後の報復転勤辞令について思うこと

カネカと思われる男性社員が育休後に即関西転勤を命じられた事件が目につきました。下の記事で名刺出してるくらいだから濃厚だと推定して書きます。

www.businessinsider.jp

business.nikkei.com

https://www.buzzfeed.com/jp/ryosukekamba/ikukyu

 

育休明け、保育園入園後の転勤辞令は憤りレベルです

 

辞令を出した上司は、きっと前回の投稿のように、育児をしてこなかっただろう人と推測します。自分で育児を経験していれば、0歳と2歳の2人の子どもの世話の大変さもわかるし、保育園に入ることの難しさもわかる。

念願の保育園に入ったところを慣らし保育中に転勤を命じるなんて、自分で子育て経験してきたひとならできないと思います。

 

家購入後の転勤も酷。

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働きやすい企業に優秀な人が集まる時代

今は各社では働きやすさをアピールして人を囲い込んでいる時代です

  • 残業ほとんどなし
  • フレキシブルタイム
  • 子育てとの両立
  • 介護との両立

 

今回の事件で、カネカは男性育休という実績だけを作って、本人には報復・制裁を加える会社だということが明らかになりました。

そんな会社に魅力はないので、優秀な人は集まらないだろうし、会社を離れる人も増えると思います。今回の風評で営業もやりにくくなれば営業社員もやる気なくなるし。

 

生活と仕事は両輪

組織に属している以上どんな状況でも転勤はやむを得ないという意見については、それは違うんじゃないかなと思います。

 

たしかに仕事(給料)は、生活の基盤だけど、仕事だって、生活基盤が安定しないとパフォーマンスを発揮することはできない。

ライフイベントは、みんな一定じゃないんだから、上司たちはそれぞれのライフイベントの波を想定して人繰りなど調整して事業を回す必要があるはずです。ましてや、育児はごく一般的なライフイベントです、これくらいで報復人事やるなんてどうかしてます。

今回の転勤の理由の一つとして、”東京と関西のチームを連携させて業務に取り組むことになり、関西ではより自分の専門性が発揮できるというのがその理由” とありますが、育休明け、保育園入った直後でそれやられたら、両輪の片側の生活基盤が崩壊してしまうのが明らかだと思います。仕事のことだけしか考えずに辞令出す上司は管理職に向いてないと思います。その人を放置する会社も同罪。

 

SNSで明らかになったこと

SNSては、そんなことよくある話だといったコメントも一定数あり、まだまだ頭固い人が多くいることも明白になったと思います。時代が変わるまで(その人たちが退職するまで)、あと20年くらいかかるかもしれない。